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雇用保険外国人向け英語版パンフレット

人事労務の英語
01 /12 2018
  三重労働局のHPで、離職証明書と一緒にもらえる案内文書「離職された皆様へ」「雇用保険の失業給付受給者のしおり」の英語版を掲載しているのを発見しました。
 「離職された皆様へ」の英語版があるのは前から知っていましたが、HPでは公開されていなかった(と思います)ため、前はハローワークの窓口にもらいに行っていたものでした。ハローワークでもあまり在庫がないためなのでしょうか、困ったようにしぶしぶ出してくれるやりとりが恒例だった思い出があります(笑)。
 こういった英文ドキュメントをHPで公開すれば、一般の方々、特に外国人従業員や外資系企業の人事の方々にとって助かるでしょうし、労働局やハローワークでも問い合わせが減って、お互いに助かると思います。

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転勤、出向、転籍の英語表現

人事労務の英語
03 /22 2017
 このところ、また必要性が出てきたので、英文就業規則の本をおさらいしています。人事関連の英語表現は奥が深くて面白いです。辞書により若干の訳の違いはありますが、例を挙げると次の表現です。
転勤 → transfer
出向 → redomicile, temporary transfer
転籍 → transfer
 ご存知の方も多いと思いますが、転勤は企業内の異動であることに対し、出向と転籍は別の企業への異動になります。さらに言うと、出向の場合は元の企業との雇用契約は残りますが、転籍の場合は元の企業との雇用契約は終了(簡単に言うと退職)して、新たに別の企業と雇用契約を締結することになります。つまり、転勤と転籍では実態が全然違うのですが、英語に訳すと同じ単語になってしまいます。そのため、単にtransferという単語ひとことだけで完結できず、状況を説明することで、やっと転勤と転籍の違いが相手に伝わることになります。これが結構面倒でもあり、不思議な部分でした。
 その後、大学院のMBA講座を聴講する機会があり「出向と転籍は日本独自の制度である」と習ったときに、腑に落ちたのでした。そもそも海外では転籍制度になじみがないから、転籍に当てはまる英単語がなかったのだ…と。(書いていくとキリが無いので割愛しますが、これに限らず日本独自の制度は他にもあります)
 日本の人事制度は諸外国からみれば独特な部分も多いです。日本国内の法令や制度の勉強も大切ですが、海外の労働法・人事制度を勉強することで、日本の人事制度を客観的に見ることにもつながります。ここしばらく、海外進出関連セミナーを受講することも多いのですが、毎回貴重なインプットをさせていただいております。

永井知子 / Tomoko Nagai

 特定社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー。青山学院大学大学院 法学研究科修士課程(ビジネスロー)修了。外国人技能実習適正化事業 適正化指導専門家。
 2004年社会保険労務士試験に合格。アウトソーシング会社で10年以上、主に外資系企業の社会・労働保険手続、給与計算、労務管理などを担当。会社員として勤務しながら、雑誌の記事執筆、書籍の出版、セミナー講師などを数多く経験しているが、そのほとんどは会社経由での依頼ではなく、指名での依頼。
 外資系企業・外国人経営者・従業員向けの英語対応、英文雇用契約書・英文就業規則、労務コンサル、人事・評価制度作成、海外赴任規程作成、給料計算、上場を目指す企業の労務監査、確定拠出年金制度の導入サポートなど幅広い業務に対応。
趣味・特技はタロット占い。出張先にもタロットカード持って行きます。